すね毛とはどんな毛?特徴は?

体毛のことをムダ毛と言って多くの人は「こんな毛いらないのに何であるんだろう?」「必要ない、なくなって欲しい」と思われるかもしれません。しかし、体毛にはそれぞれ役割があり、何の意味もないのに生えているわけではないと言われています。

それでも、見た目を考えたり、美しく色々なファッションを楽しみたいと思ったりすると体毛をきちんと処理しておかなければなりません。女性では当たり前ですが、男性でも近年はすね毛を処理する人が増えています。

すね毛は男性でも露出しやすい部分であり、非常に目立ちますし、毛の量も多いのでその部分は自然に処理しておきたいと考えるかもしれません。そんな「すね毛」とはどんな毛でどんな特徴があるのかを少し考えておきましょう。

すね毛とは?

すね毛とは他の体毛と同じでいくつかの役割があります。

まずは、体の中にある毒素を毛を伝って外に排出する働きがあります。そのため、汗をかいたりしたときに毛を伝わって毒素が体外に出て体や肌のコンディションを良い状態の保ってくれる働きがあります。

また、外からの刺激をやわらげるクッションのような働きを兼ねています。これは「毛」全体に言えることですね。

すね毛の役割

特にすね毛は太くて長い毛の特徴がありますので、保護機能が高い毛となっています。

靴下やズボンなどによって肌がすれて傷んでしまわないように守ってくれたり、すねの薄い皮膚の下にすぐある骨を守ったりします。

特に毛には神経が通っていないですが、刺激を察知する感覚機能が非常に高く、何か異物が直接肌に触れる前に気がつくようになっています。その感覚機能のために熱くてやけどするようなものが肌に直接くっついたりするのを避けたり、濡れたりするのを事前に察知したりすることができます。

事実、毛をツルツルにした直後というのは、湯船に入るときに、足が水の中に入ったか入っていないかが一瞬分からなくなることがあります。

さらに、すね毛には体の温度を一定に保って保温したり、外からの冷たい空気が直接肌に当たるのを防いだりする役割もあります。このように足元が冷えないように体を守ってくれているのもすね毛の機能の一つでもあります。

紫外線から皮膚を守る

そして、紫外線から皮膚を守るという点でも強力な役割を持っています。
夏場のキツい紫外線が直接皮膚に当たって皮膚がんになったりしないように、まずは黒いすね毛が有害な光を吸収してくれるのです。

このようにいくつかの大切な役割をしているすね毛ですが、見た目的にはきれいに見えないことがあるので処理したいと考える人も多いです。こういったすね毛の役割を知り、残したいと考えるのであれば、すべてを剃ってしまうのではなく、自然に見える程度に薄くするのもありですね。

すね毛は自分で剃っても一日に0.3mmほどは伸びてきてしまいますので、しっかり脱毛クリニックや脱毛サロンで手入れをしようとすると毎日の処理が格段に楽になります。

すね毛の毛周期

毛周期(もうしゅうき)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

本気ですね毛を脱毛しようと考えた場合、一回だけでは終わらないため何回か通いながら根気強く行っていく必要があります。中には途中で面倒くさくなったり、もどかしくなり、脱毛をやめてしまう人もいます。これはすね毛だけに限ったことではなく、脱毛全般を行う方によくあることです。

しかし、毛周期について理解しておくと、脱毛を完ぺきに行うためには根気強く脱毛に通わなくてはいけないと理解することができます。なのですね毛の毛周期について少し理解を深めておくのも良いでしょう。

毛周期とは?

まず、毛周期とは、毛が発育していく三つの段階のことを言います。

それは「成長期」と「退行期」、そして「休止期」です。

成長期とは

成長期とは、毛が目に見える段階まで育って伸びている状態で、成長期が長ければ長いほど毛は長く伸びていきます。すね毛というのは髪の毛に比べて毛の長さが短いので、この成長期の段階が短いというのが特徴です。

退行期とは

退行期というのは、毛が十分育った後、もうこれ以上は育たない状態のことです。退行期に入ると色素細胞がメラニンを作るのをやめてしまったり、毛母細胞が衰えて消えたり角化したりします。退行期の期間というのはだいたい数週間と言われ、この期間に毛は抜けて行きます。

毛が抜けた時に毛の根元が付いているものというのはこの退行期に抜けたもので、いわば寿命をまっとうした毛ということが言えます。

休止期とは

続いて、休止期ですが、これは退行期の後、次に毛を生み出すまで休んでいる状態のことを言います。毛乳頭をほかの細胞が取り囲んで埋もれた形になり、皮膚の表面から見ても毛穴が分からないような状態になります。

毛周期と脱毛の関係性

なぜすね毛の脱毛をしようと思った時に毛周期を理解しておく必要があるのかと言うと、脱毛できるのは主に「成長期の毛」だけであり、それ以外は効果的に脱毛することができないからです。

レーザーや光の脱毛方式は色素細胞に働きかけるので、休止期に入った毛根には効果がありませんし、一本一本脱毛していく電気針脱毛(ニードル脱毛)も外から分からなくなってしまった毛穴を見つけてほじくり返すことはできないので実際には脱毛をすることができません。

そうすると、脱毛をするときに元気に生えている成長期の毛を脱毛することになりますが、すね毛の毛根は実際目に見える数のうち3分の1程度しか成長期のものはないと言われています。

そのため、それ以外の3分の2は最初の脱毛では施術できないわけです。一回目の施術の後に次の毛が生えそろうまで1カ月か2カ月程度待つ必要があります。ここで焦らずにしっかり待つと一回目で脱毛できなかった毛穴がしっかり成長期となり効果的な脱毛を行うことができるようになります。

このように毛周期と脱毛の関係を知ることで脱毛の仕組みがわかると思います。脱毛をするときには毛周期を覚えておいて、粘り強く取り組んでいきましょう。